The Smithsにかけられた呪いが解けない

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The Smiths

どうも、BOBIです。

今回はザ・スミス(The Smiths)にかけられた呪いについて語ります。

何故、今更スミスなのかと思う方もいらっしゃるでしょうが理由は特にありません。

スミスの呪縛から逃がれられないおっさん達からの共感を得るために、スミスを知らない今を悩む若者達に呪いをかけるために、スミスの魅力を書き連ねたいと思います。

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The Smithsとはこういうバンド

The Smiths

The Smiths は、イギリス。マンチェスター出身のロック・ ポストパンクバンドです。

1982年に結成し、4枚のアルバムを発売後、1987年に解散しました。

モリッシーの負の要素満載の詩と、マーの美しくキャッチーなギターサウンドは、当時のヒット曲やラブソングに共感できないこじらせ思春期の若者に大きな支持をされました。

RadioheadやOasis等、その後のイギリスの超人気バンドも揃ってThe Smithsへの影響を公言しています。

The Smithsの解けない呪い

学校に行きたくない、何をやっても上手くいかない、人の目を気にする、自己主張が下手、気が弱く、他人とうまくなじめない。

スミスの呪いにかかってしまう人は、大抵こんな思いを抱えて思春期を過ごしていた人たちです。

ボーカルのモリッシーが書く詩は、そんな若者のまだ未熟な心の内に秘めた不満、怒り、焦燥、葛藤をそっくりそのまま綺麗に代弁してくれました。

鬱屈した若者たちは共感し、ある種の宗教の如く陶酔してしまいます。

Heaven Knows I’m Miserable Now

何故この僕の人生の貴重な時間を与えなければいけないのか

僕が生きようが死のうが関係ないやつらに

何故僕は微笑みかけなければいけないんだ

思い切り顔面に蹴りをいれたいような奴らに

こんな詩をまだ精神年齢の低いガキが聴いたらもう。

人生のレールを踏み外すどころか、レールを進む事自体止めてしまう。

ただこういう事は少なからず誰しもが思うものであって、普通は時が経つにつれ大人になり、段々考え方も変わってくるものです。

「いつまでもこのままじゃだめだ」と思い、自分の本当の気持ちと折り合いをつけて、うまく割り切って、社会をなんとか渡っていく術を身に着けていきます。

ですが、スミスの呪いにかけられた僕らは、それができない。

うまく割り切るどころか、「そんなものクソだ、迎合してたまるか」精神が養われ、「このままでいいんだ、オレは間違っていない」といつまでたってもガキの思考のまま、成熟した大人になれなくなってしまうのです。

社会不適合者の為のThe Smiths

ダメな人間であればあるほど、モリッシーの歌詞に共感してしまいます。それは年齢なんて関係ありません。自分が大事であればあるほどはまってしまう。

僕らのようなに人間には、大人になってもスミスが無いとダメなんですよ。

情けないけど、スミスを聴いて、「あこんな思いをしているのは自分だけじゃないんだ」って思えて、ちょっぴり安心する。ただそれだけ。自分自身は何も変わっていない。でもそれでいいんです。

Ask

シャイな事は素敵だよ
ただそのせいで、君の人生でやりたい事ができなくなってしまうこともある

だから、もし何か君にやってみたい事があれば
僕に聞いてごらん 僕はノーとは言わない 君を止めたりなんかしないから

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The Smithsが与えた希望

元々ロックと呼ばれるジャンルは、モテるやつがもっとモテるためにする不良の音楽でした。

イギリスの労働者階級の若者が成り上がるには、サッカー選手かロックスターのどちらかを目指すしか道は無いとよく言われています。

そんなスクールカースト上位の為のロックを、元引きこもりのゲイが、キモイ踊りとキモイ声で、最高にキャッチーなメロディーとカッコいいギターに乗せて、内気な若者の意地と葛藤を歌ったんです。

運動神経ゼロの、ロックスターを目指すことすらできない陰キャにはそりゃもう衝撃。これはまぎれもなく僕らの為の音楽だと。

絶望の未来しか思い描けなかった若者に、スミスが希望を与えてくれたのです。

The Boy With The Thorn In His Side

今は誰も信じてくれないとしても

いつかは信じてくれるのだろうか 僕のことを

The Smithsと映画

Asleep

あなたに知っておいて欲しい
僕が心からこの世を去りたい気持ちになっている事を

この曲は「ウォールフラワー」という2013年公開の映画の挿入歌になっています。

この映画はスクールカースト底辺の拗らせ童貞主人公が、ある兄妹と出会い、人生が大きく変化していくというストーリー。もうスミスの為にあると言ってもよい青春映画です。

エマワトソンがもうめちゃくちゃかわいいし、オススメ。

エマワトソン

Please, Please, Please, Let Me Get What I Want

長い間 何の夢もなかった
ほら、こんな人生を送っているうちに 善人も悪人へと変わってしまった
だから一生に一度だけでいいから
どうか僕の望むものを手に入れさせてくれ

この曲は「500日のサマー」という映画の挿入歌になっています。

ロマンティックな運命的な出会いを待ち望むトムと、現実的で運命なんて信じないサマーの間で起こる、500日間を描いたラブストーリー。

ズーイーデシャネルがもうめちゃくちゃかわいいし、オススメ。

ズーイーデシャネル

あとがき

若い頃に少しでもこじらせ経験のある人は、スミスを聴いてあの頃の葛藤を思い出しましょう。

そして、解けない呪いにかかりましょう。

ジョニーマーの自伝が発売されます。モリッシーとの出会いからスミス解散後まで詳細に語ってくれてるそう。気になる。

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