僕が僕であるためのパラダイムシフトは全人類読むべき傑作【感想レビュー、鬱を克服する方法】

僕が僕であるためのパラダイムシフト漫画

今回は、2018年頃にTwitterで連載され話題になり、書籍化した漫画、

「僕が僕であるためのパラダイムシフト」を最近読んでみたところ、

非常に感銘を受けた部分があったので、感想を書きたいと思います。

 

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「僕が僕であるためのパラダイムシフト」のあらすじ

出典:僕が僕であるためのパラダイムシフト

虐待を奮う父親の元に生まれ育った主人公が長年うつ病に苦しみ、

様々な方法(認知行動療法、マインドフルネスなど)を試しながら、回復に向かっていくその過程を描いた漫画。

作者は女性の方で、過去にうつ病だった経験を題材にして描かれており、

うつ病の人が日常で感じるの心の変化だとか、どのような考えでどのように悩み、何をどうすれば克服することができるのかを、

シンプルな言葉で非常に論理的に解説されており、第三者が見ても分かりやすく理解ができる内容となっています。

「僕が僕であるためのパラダイムシフト」の感想

個人的に読んでてとても感銘を受けた部分を抜粋して紹介します。

 

主人公はうつ病を発症してから20年程が経過し、まだまだ完治する見込みのない状況の中、

当時流行っていたアドラー心理学の本を読み、そこでこんな言葉に出会います。

「過去は存在しない」

僕が僕であるパラダイムシフト

出典:僕が僕であるためのパラダイムシフト

幼少期の虐待などの経験が原因で鬱になってしまったと考えている主人公は、

アドラーの「過去は存在しない」という言葉に驚きを隠せません。

 

確かにピンとこないですよね、だって過去は確かに存在したことであり、過去があって今があるというのは常識的な考え方です。

過去を一回消してみる

僕が僕であるためのパラダイムシフト

出典:僕が僕であるためのパラダイムシフト

さらに主人公は、「過去の経験にどのような意味を与えるかによって、「今」を決定している」というアドラーの言葉を基に、

過去を一回消してみるという考え方を試みます。

そうすると、「過去が存在しないなら、今鬱病は何の目的でまだいるの?」という純粋な疑問が浮かびます。

この考え方が、うつ克服のきっかけになっていきます。

 

確かにもし自分の嫌な過去、思い出したくない過去、トラウマと思っている過去がもし無かったとしたら、

「今」の自分はどうなっているんでしょうか。

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「過去」があって「今」があるという考え方を疑ってみる

結果的に作中では、主人公はうつ病からの克服へと向かっていき、このような言葉が出てきます。

今の苦しみは今自分が起こしている
その材料に過去を今の自分が使っているだけ
出展:僕が僕であるためのパラタイムシフト

これは真理じゃないかと個人的に非常に納得してしまいました。

「過去〇〇だったから、今〇〇になってしまった」という考え方

その考え方自体、「今の自分」が勝手に思い込んでいるだけであって、実はそれには根拠なんかないということ。

 

だって「過去」はもう存在しないから。

「過去」は事実としては存在していたけど、もう過ぎ去ったもので、「今」存在するものではないから。

「過去」の事実と「今」の自分を結びつけるという事を、自らが選択して、その結果苦しんでいるという状態。

 

そう考えるとおかしな話ですよね、

今は存在していない過去が、現在の自分に影響を与えているんだと、勝手に信じ込んで、疑いもせず、自分自身を苦しませている。

この状態にまず気づき、疑問視するという事がスタートなのかもしれません。

 

アドラー心理学

この過去やトラウマは存在しないという考え方自体は、

有名なこれらの本に詳細が書かれているので、気になる方はこちらもぜひ。

僕が僕であるためのパラダイムシフトの感想まとめ

  • その「過去」がなかったら、「今」自分はどうなっていたか?
  • その「過去」が「今」の影響を与えているという考えは、思い込みではないか?
  • 今現在、その「過去」は存在しているか?
  • なぜ自分は、存在していない「過去」を利用して、苦しもうとしているのか?

うつ病とまではいかなくても、過去に悩んだりすることは、自分も含め誰にでもあることだと思うので、

このように過去と今を切り離して考える事が重要なんだなと思いました。

非常に考えさせられる作品でとても感動しました。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!