私は髪の毛が細い・猫っ毛・柔らかいということが、思春期の頃から一番の悩みでした。
せっかくワックスでセットしてもすぐぺたんこになったり、風で一瞬で元通りになったり、全くスタイリングが全然決まらない。
そのため若い頃は色々なワックスを買い漁っては一回使ってすぐに捨てたりして、かなりお金をかけていました。
今回はそんな軟毛男子が今まで使ったワックスの中から、これは使えた!と思うヘアワックスを厳選して紹介します!
30年以上軟毛な細い髪に悩んだ私が実体験を基にしたレビューですので、同じ悩みを抱えてる方の少しでも参考になれば幸いです。
この記事を読んでほしい人
- 生まれつき髪が細い
- 髪が柔らかい・猫っ毛
- セットしてもすぐにぺたんこになる
- 薄毛や毛量が気になってきた
- はげをごまかしたい
髪が柔らかい・細い・ハゲ・少ない軟毛メンズに超おすすめワックス
デューサー ドライペーストワックス6
強いセット力を持ちながら、ドライで軽やかな質感を表現するドライハードワックスです。
スタイルをつくってホールドするハードなセット力を持ちながら、全体が自然で軽く仕上がるのでボリューム感の演出に最適。ナチュラルカールスタイルや強調したい部分にポイントで使用するのも効果的です。ローズ&フローラルベリーの香り。同シリーズのほかのワックスと組み合わせたり、お好みのセット力を持つワックスと混ぜて使用するのもおすすめです。
髪の柔らかくボリュームを出したい方に人気のワックス。私も一時期リピートして使っていました。
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高評価
- 軟毛の私にはどれも合わず、朝セットしても数時間後にはヘタってしまう程でした。しかしこのワックスでは軟毛でも余裕で立ちあがり、更に夜までキープするので大変感動
- 軟毛で量少な目の髪質の人には最高
- 柔らかいワックスを使うとスグにヘタってしまいますが、こちらのワックスはしっかりキープ出来る
- 伸びはそこそこよく、軟毛の自分でもしっかりと髪を立ち上げることができる
- キープ力、セット力においては軟毛の人には絶対的にオススメ
低評価
- 洗い落ちは駄目でした。2~3回シャンプーしてもまだベトつきます
- 手を何度も洗ってもヌメヌメします
- ウエットなみずみずしさは全くなく、髪になじませるのも難しい
- 手に取る時は硬いけど、練ってるうちにオイルのようになる印象
これ軟毛向けではあるんですけど、人によって合う合わないがあると思います。
確かにマット系ではありますが、個人的な感想としては結構油分があって艶っぽくなるんですよね。
私がこれを使ってた頃はミディアムヘアだったので、結構重い感じがして、セットしてもキープができず途中で使うのをやめてしまいました。
短髪で髪が柔らかく、細い方には、セット力もしっかりあって立ち上げには向いているワックスだと思います。
ウェーボ デザインキューブ ドライワックス
とにかくセット力の強いワックスなので猫毛でぺったりする方やくせ毛で髪の毛がうまくセットできないという方におすすめのワックスです。
何かイベントの時などハードに仕上げたいなどどんなスタイルにも対応できる優れものです。
とてもドライでマットな質感なのでホールドワックスと合わせて使用すると質感とセット力をうまくコントロールできるのでおすすめです。
これは私が上記のデューサーの次に使ったワックスでした。デューサーより油分が少なく、同じくらいのセット力があって細い髪にとてもお勧めできる商品です。
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高評価
- 軟毛+クセっ毛な僕でも髪の立ち上がりを可能にし、躍動感を与えてくれます
- 軟毛で他のワックスではセット力が足りず数時間でへたっていましたがこれはスプレーと併用すれば夕方までしっかり持ち
- 私は軟毛でなかなかセットできないのですが、このワックスにしてからすぐにセットできて朝慌てることがなくなった
- 私はかなりの軟毛ですが十分強力に立つ、ツンツン系も束で流す系もこなせる万能ワックス
- 油分が少ないことが、軟毛に非常に向いている。時間が経ってもへたらない
低評価
- 結局軟毛だとそんなに他のワックスと変わらない、匂いが綺麗なぐらい
- キープ力もセット力もない気がする
- 整髪力はいいですが、伸びが悪く髪に付けにくいので、使いにくい
- ギャッツビー灰色との違いがわからない
- マットな質感はいいですが、レビュー程のセット力は感じられません
レビューにもあるようにかなり万能なワックスです。
セット力があるのに伸びも良いので、ショートもミディアムも対応できる良質なワックスだと思います。艶も出なくて匂いも良いのでオススメです。
GATSBY(ギャツビー) ムービングラバー エクストリーム マット ヘアワックス
弾力ある仕上がりで崩れても何度でも再整髪できる「超ハードな整髪力」と「マットな仕上がり」を両立洗い落ちの良い整髪成分を配合することで、ハードなのに簡単に落とすことができる【おすすめレングス】ベリーショート、ショート、ミディアムショート【おすすめスタイル】かき上げスタイル
出典:Amazon
取り立てて何かが秀でてるわけじゃないけど、マット系のワックスだとダントツで安いです。(Amazonで500円くらい)、軟毛や薄毛が目立つ髪の毛を手軽になんとかしたい、という方はとりあえず試してみてほしいワックス。
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高評価
- 猫毛でも、ドライヤーで立ち上げておきさえすれば、しっかりキープしてくれます
- この商品の最大のセールスポイントは洗い落としが楽なこと
- 髪の毛が細いのでセット力が強いものを探していましたが、この商品は自分髪質にとても合い、またリピートしたい
- くせ毛、髪柔らかいけど今まで使った中でこれがナンバーワン
- マットな仕上がりでテカテカしないので、カジュアルにもオフィスにもどんなシーンでも合います
低評価
- ちょっとニオイが油臭く感じました
- 手になじませる段階でかなりくっついてしまい髪に馴染ませるのが難しい
- ベタつきが激しいので、セット中の手に抜けた髪の毛が付着して悲しい気持ちになるので薄毛の人にはおすすめしません
- ジェルよりも整髪力はなく、付けた後、白く粉がふきました。でも、お湯ですぐ落ち、そこは評価は高いです
ワックス自体はかなりべたべたした質感のため、セット自体が難しいという意見があるようです。
ただしセット力の強さはもちろん、洗い流しやすいことが高評価の要因となっています。
コスパが良いのは間違いないです。ワックスにお金を使いたくないけど、軟毛や細い髪で悩んでる、という方はまず試してみてはいかがでしょうか。
ウエラ セバスティアン クラフトクレイ 50g
ホールド力抜群のワックス。
ナチュラルクレイ成分配合で、何度でもスタイルのつくり直しが可能。
ベタつきのない、ドライでマットな仕上がり。
今から20年くらい前ですかね、私が若いころ「クスタクルードクレイ」という伝説のマットワックスがあり、そのワックスはセット力がめちゃめちゃ強く、ツヤが無い仕上がりになる最強マットワックスでした。
周りのチャラい男はこぞってみんな使っていました。30~40代の方はご存じの方も多いと思います。
そんな神ワックスの後継品です。変わらずのセット力に加え、伸びが良くなりスタイリングがしやすくなっています。
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高評価
- ショートからミディアムまで長さにあった動きが出せる
- とても固く全然伸びないワックス。セット力はすごく軟毛の私でも思い通りのスタイリングにできる
- 再セットがしやすく、キープ力もある
- 匂いは粘土の匂いですが軟毛の人にはピッタリ
低評価
- クルードクレイと比べるとかなりキープ力が落ちている
- 手も髪の毛も洗い落とすのが大変
- 固すぎて伸びも悪く、つけすぎると変なツヤがでる
- クレイワックスですが油分がかなり多い
粘土みたいな匂いと、伸びが悪く使いづらいという意見が多い印象です。単体では使いこなすが難しい人は伸びやすいワックスと混ぜて使うといいかもですね。
ただ、つけすぎると艶が結構出るワックスなので要注意です。少量ずつ手に取って使うようにしましょう。
ただ市販のワックスよりセット力が良いのは間違いないので、特にショートヘアの方にはオススメです。
LUCIDO(ルシード) ヘアワックス ボリューム&ハード
40才からの細く弱った髪でも思い通りにキマって持続する。
ヘタりやすい髪も根元からふんわり立ち上げ、1⽇持続。メンズ用ヘアスタイリング・整髪料。
出典:Amazon
これが現状の私の一番おすすめの軟毛向けワックスです。ぶっちゃけこれを紹介するためにこの記事を書いたようなものです。
このワックスのコンセプトは40歳以上の髪にハリ・コシがなくなってきたおじさん向けのワックスなんですが、元々細い髪や少ない髪にも全然使えるワックスです。
ワックスなのに油分が少ないどころかゼロ。つけてみると固まるわけでもなく、艶が出るわけでもなく、ふわっふわに仕上がるしキープもしてくれます。
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高評価
- 髪の毛の質が細く柔らかい人に最適で大満足
- 見た目はジェル状です。手にサラッとのびてとても付けやすい
- コシの弱さが気になりだした髪に、この製品は最適
- 髪にもすっと、馴染みやすい柔らかいワックス
- 売り文句通りのボリュームアップ
低評価
- そもそもワックスではないです。ジェルです
- ジェル状でした。もう少しペースト状であった方が使いやすかった
- キープ力が無さすぎ
- べとつかないがサラサラしすぎて髪型をセットしづらい
低評価のレビューを見て気づいたんですが、確かにこれワックスではなく、完全に質感はジェルです。
キープ力が無いという意見もありますが、個人的にはワックスと同じように使うだけで、細い髪でもかなりキープしてくれます。
束感を出して、いかにもセットしてますという感じに魅せるものではなく、あくまで自然にスタイリングが可能なワックスです。
そのため10~20代の若い方にというよりは、30代以降の髪型をアピールしたいわけではないけど、きちんとセットはしたい、という軟毛の方にはぜひおすすめしたいです。
ただ若い方でも、私のように元々髪が柔らかくて悩んでる、という方には、ぜひ一度試してみてもらいたいワックスです。
※番外編 ルシード ボリュームパウダーフォーム ふんわりハード
こちらは同じルシードの商品で、ワックスではなくヘアフォームのため番外編としますが、これもめちゃくちゃボリュームがでます。
メンズムースで、軟毛向け商品だと個人的にはこれが間違いなく一番だと思ってます。
タオルドライした髪全体に満遍なく揉みこんでから乾かしていくと、良い感じにふんわりとボリュームができます。
艶もほとんど出ずにキープができるため、細い髪質には最適です。
ルシードのこのボリュームパウダーシリーズは本当おすすめ。開発した人たちにお礼を言いたいと本気で思います。
ルシードシリーズを使った軟毛向けスタイリング方法
このルシードシリーズを使った、私のいつものスタリング方法を簡単にご紹介します。
軟毛向けスタイリング
このやり方は本当に自然にボリュームを出すことができて、かつキープもできるのでオススメです。
シュワルツコフ オージス ダストイット DUST IT
マットな質感を与えるスタイリングパウダーです。
軽いパウダーなのでワックスをつけていないような軽い質感。
ガッツリと根元を立ち上げて、ボリュームと無造作感を長時間キープします。
出典:Amazon
個人的なナンバーワン軟毛向けワックスは、上でお伝えしたルシード ボリューム&ハードだったのですが、その牙城を崩す最強軟毛ワックスが、こちらのシュワルツコフ オージス ダストイット。
何がやばいかって、中身が粉そのものであること。
油分、水分が文字通り一切無いので、ワックスの重みでペタッとなることがないし、艶がでることも全くなく、柔らかい髪質や髪が細い方にベストなワックスです。
実際につけてみると、バッサバサ、ギシギシな質感で、かなりハードにキープしてくれます。
ただキープ力がある分シャンプーで中々落としにくいのが難点ですが、スタイリングがいい感じになるなら、軟毛男子はそんなことどうでもいいですよね。
本当にとにかく一番おすすめですので、一回騙されたと思って使ってみてほしいです。今までの悩みが吹き飛ぶ。私は吹き飛びました。
レビューを比較
高評価
- スタイリング剤としての性能は高く、猫っ毛でもふわっとしたまましっかりキープしてくれます
- パウダーで油分がない?ので、付け心地は非常に軽いです。髪の毛が細くても整髪料でペタンとする感じはありません
- 軟毛癖毛ですが、雨の日でもペタンクリンとなりにくく、再整髪もし易いです
- 髪型が一日もちます。手のべたつき感が一切無いのが良いです
- 束で纏まる風では無いので、地肌が透けにくい。仕上がりも軽い感じになります
低評価
- 通常のワックスのつもりで振りかけちゃうと、髪を洗うときにガッシガシになって後悔します!ほんと、表面に少しだけで充分
- ボリュームは出たけれど、シャンプー2回でも落ちた気がしない
- そのまま頭上で振ると出すぎる
- 難点としては少々落ちが悪いです。ポリマー系のヌルっとする残り方をするのでギシギシまで落とし切るには2回目のシャンプーが必要です
- 使う量が少なかったのかもしれないが持続力はそこまでなかった(2,3時間程でボリュームは落ちる)
レビューを見ても、付け心地の軽さと強力なセット・キープ力は、軟毛・薄毛・細い髪に悩める方の救世主となっているようです。
ただ難点としては洗っても落ちにくいことと、ワックスとは異なり粉のため、量の調節が難しくセットの難易度が高いことが挙げられます。
私は根元に軽く振りかけてからバサバサと全体的にに広げる感じで使っていますが、初めて使う方は力加減が分かってないとドバッと大量に振りかけてしまいますので、少量ずつというイメージで使用しましょう。
頭に振りかけると量の調節がうまくいかない方は、手のひらに少量取り出して、ワックスと同じように根本から揉みこんで使うやり方がおすすめです。
髪が柔らかい・細い・少ないメンズのスタイリングセット方法【ハゲも】
1.ドライヤーのかけ方
ここからは軟毛向けの基本的なスタリング方法をご紹介します。
まず朝は、寝ぐせ直しのためにも必ず全体的に髪を濡らしましょう。人は寝ている間に、汗を沢山かいていて、その汗の油分が少なからず髪に付着しています。
そのため、軽くでも洗い流した方がその後のセットに大きく違いがでてきます。
特に脂性で夕方には髪が油っぽくなってしまう人は、朝に軽くシャンプーをするのが一番良いです。
そして次にドライヤーの乾かし方ですが、まずバックやトップのふんわりさせたいところを手でつかみ、軽く引っ張りながら、根元を下から上に乾かします。
すると根本が立ち上がり、クセ付けができます。
髪の毛は濡れた状態から、乾く瞬間に癖がつき、形が決まります。ワックスで髪型を作るのではなく、ドライヤーで8割方の髪型を作る意識で乾かしていきます。
最後にサイドや前髪の抑えたいところを上から下に乾かして完了。これでベースはできました。
2.ヘアワックスのつけ方
まず手に少量をとり、手のひら全体に伸ばします。
そして髪全体の表面にバサバサとつけたり、根元からもみこんだりしながら全体にワックスをなじませていきます。
バック→トップ→サイドの順番につけていきます。一つ注意点としては、前髪は一番最後にしましょう。最初だと必ずつけすぎてしまい、スタイリングが失敗してしまいます。
前髪以外に全体になじませた後は、形を整えていきます。ここのセットは自分のしたい髪型にもよるので一概には言えませんが、基本的にはバックとトップはボリュームを出し、サイドは抑えめにする意識でセットすると、うまくいきやすいです。
最後に手に残ったワックスで、前髪をほんのちょっとだけ撫でるようにセットすれば完成です。
3.仕上げのハードスプレー
仕上げにハードスプレーは必需品です。どれだけワックスでガチッと決められたとしても、軟毛の場合は時間が経つとすぐに元通りになっています。
必ずワックスでセットをした後は、ふんわりさせたい部分の髪を持ち上げて、髪の内側に向けてハードスプレーを軽く振り、全体にも万遍なく振りかけたら完成です。
ただこれも振りかけすぎはNGです。あまりガチガチにしてしまうと、スプレーの重みで逆にぺたんこになってしまいます。
この辺のバランスは量や柔らかさで変わりますが、何度もセットしていたら自分の髪質に最適なやり方が見えてくると思います。
軟毛向けハードスプレーのおすすめ
ハードスプレーも沢山種類がありますが、私のおすすめはギャツビーのスーパーハードスプレーです。
スプレーも色々試してきましたが、このスプレーが一番癖がなくしっかりキープしてくれるし、何よりコンビニやドラッグストア等どこでも購入できるので、おすすめです。
髪が柔らかい・細い・少ないメンズのヘアワックスの選び方
軟毛男子はジェルやグリースは論外。クリーム、ファイバー系ワックスもNG!
水分や油分が多いワックスは絶対にNG。ジェルやグリースなんかも艶々の七三やオールバックにしたいのであれば問題ないですが、ふんわりさせたい人は論外です。
つけた瞬間に一日が終了します。
クリーム系やファイバー系も油分が多くあまりおすすめできません。つけるなら毛先だけにつけて動きを出す程度の使い方が〇。
ファイバー系でもキープ力があるハードワックスについては、短髪ヘアの立ち上げなら良いかもしれませんが、そもそもがペタンコの髪の毛をふんわりさせたいなら、極力避けた方が良いでしょう。
マットワックス、ドライワックス、パウダーワックスがマスト!
軟毛男子はマットワックス、ドライワックス、パウダーワックスがおすすめです。とにかく水分、油分が少ないワックスを使うべきです。
柔らかく細い髪は、ワックスによる重さに耐えられません。なるべく艶が出ずドライでマットな質感のワックスを選びましょう。
髪が柔らかい・細い・少ない軟毛メンズおすすめワックスまとめ
以上、髪が細い・少ない・薄い、軟毛向けメンズヘアワックスのお勧めでした!
私は別に美容師でもなんでもないですが、この髪質で30年以上戦ってきましたので、この悩みは誰よりも理解していると思います。
実際に使ってみた上でのおすすめをご紹介していますので、ぜひ試してみて、自分に合ったワックスを見つけてもらえれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!