私は髪の毛が猫っ毛でめちゃくちゃ軟らかいことが、思春期の頃から一番の悩みでした。何をつけてもすぐぺちゃんこになったり、風で一瞬で元通りになったり、全くスタイリングが全然決まらない。
そのため若い頃は色々なワックスを薬局やネットで買い漁っては一回使ってすぐに捨てたりして、もうめちゃくちゃワックスにお金を使ってました笑
今考えるとすごいアホですが、モテたかったんだから仕方がない。同じ経験のある方いると思います。どれだけ剛毛に憧れたか。
というわけで、そんな軟毛男子が今まで使ったワックスの中から、これは使えた!と思うヘアワックスを厳選して紹介します!
軟毛代表の私が実体験を基にしたレビューですので、元々髪が細い、柔らかい、ボリュームがでない、ちょっとハゲて少なくなってきた、このような悩みにあてはまる方はぜひご参考ください!
髪が柔らかい・細い・ハゲ・少ない軟毛メンズに超おすすめワックス
デューサー ドライペーストワックス6
強いセット力を持ちながら、ドライで軽やかな質感を表現するドライハードワックスです。
スタイルをつくってホールドするハードなセット力を持ちながら、全体が自然で軽く仕上がるのでボリューム感の演出に最適。ナチュラルカールスタイルや強調したい部分にポイントで使用するのも効果的です。ローズ&フローラルベリーの香り。同シリーズのほかのワックスと組み合わせたり、お好みのセット力を持つワックスと混ぜて使用するのもおすすめです。
髪の柔らかい方に人気のワックス。私も一時期リピートして使っていました。
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高評価
- 軟毛の私にはどれも合わず、朝セットしても数時間後にはヘタってしまう程でした。しかしこのワックスでは軟毛でも余裕で立ちあがり、更に夜までキープするので大変感動
- 軟毛で量少な目の髪質の人には最高
- 柔らかいワックスを使うとスグにヘタってしまいますが、こちらのワックスはしっかりキープ出来る
- 伸びはそこそこよく、軟毛の自分でもしっかりと髪を立ち上げることができる
- キープ力、セット力においては軟毛の人には絶対的にオススメ
低評価
- 洗い落ちは駄目でした。2~3回シャンプーしてもまだベトつきます
- 手を何度も洗ってもヌメヌメします
- ウエットなみずみずしさは全くなく、髪になじませるのも難しい
- 手に取る時は硬いけど、練ってるうちにオイルのようになる印象
これ軟毛向けではあるんですけど、人によって合う合わないがあると思います。確かにマット系ではありますが、結構油分があって艶っぽくなるんですよね。
私がこれを使ってた頃はミディアムヘアだったので、結構重い感じがして途中で使うのをやめてしまいましたが、短髪で髪が柔らかい人には、セット力もしっかりあって立ち上げに最適なんではないかと。
ウェーボ デザインキューブ ドライワックス
とにかくセット力の強いワックスなので猫毛でぺったりする方やくせ毛で髪の毛がうまくセットできないという方におすすめのワックスです。
何かイベントの時などハードに仕上げたいなどどんなスタイルにも対応できる優れものです。
とてもドライでマットな質感なのでホールドワックスと合わせて使用すると質感とセット力をうまくコントロールできるのでおすすめです。
これは私が上記のデューサーの次に使ったワックスでした。デューサーより油分が少なく、同じくらいのセット力があって細い髪にとてもお勧めできる商品です。
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高評価
- 軟毛+クセっ毛な僕でも髪の立ち上がりを可能にし、躍動感を与えてくれます
- 軟毛で他のワックスではセット力が足りず数時間でへたっていましたがこれはスプレーと併用すれば夕方までしっかり持ち
- 私は軟毛でなかなかセットできないのですが、このワックスにしてからすぐにセットできて朝慌てることがなくなった
- 私はかなりの軟毛ですが十分強力に立つ、ツンツン系も束で流す系もこなせる万能ワックス
- 油分が少ないことが、軟毛に非常に向いている。時間が経ってもへたらない
低評価
- 結局軟毛だとそんなに他のワックスと変わらない、匂いが綺麗なぐらい
- キープ力もセット力もない気がする
- 整髪力はいいですが、伸びが悪く髪に付けにくいので、使いにくい
- ギャッツビー灰色との違いがわからない
- マットな質感はいいですが、レビュー程のセット力は感じられません
レビューにもあるようにかなり万能なワックスです。
セット力があるのに伸びも良く、ショートもミディアムも対応できる良質なワックスだと思います。艶も出なくてオススメ。
GATSBY (ギャツビー) ムービングラバー グランジマット
「ギャツビー ムービングラバー グランジマット80g」は、ムービングラバー配合のスタイリングワックスです。弾力のある仕上がりで思い通りに何度でも動かせます。高い整髪力でどんな動きにも対応。マットタイプなので、激しくアレンジしてもツヤのないラフな印象に仕上がります。やりすぎ感がなく、クールでスマートなイメージに。後残りしないさり気ない青リンゴ系の香り。防腐剤フリー。
なんというか、取り立てて何かが秀でてるわけじゃないけど、これでまあなんとかなっちゃうワックス。
薬局に行ったら大抵売っているので、お気に入りワックスが無くなった時のサブとしてよく買っていました。
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高評価
- マッド系なのでテカリもなく自然な感じなので良いです。軟毛の方にオススメ
- ワックスのベットリした感じやムースやスプレーのようなカチカチが嫌いな方は一度使ってみて
- 一日中雨だったにも関わらず、湿気にも負けずに、このまとまりにくい髪のセットを一日中キープしてくれる
- 朝つけて夕方や夜までずっと手直しできる
低評価
- 青リンゴの匂いがガムっぽい
- ウェーボやナカノに比べると明らかにセット力は落ちる
- 甘ったるい青リンゴの香りがします
- 手に着いたワックスと臭いがなかなか落ちない
青りんごの匂いがきついのが低評価の要因みたいです。確かに結構強烈な匂い。私はわりと好きですけど。
Amazonなら600円くらいで買えるので、コスパが良いのは間違いないです。ワックスにお金を使いたくないけど、軟毛で困ってるって人は迷う事なくこれを選びましょう。
ウエラ セバスティアン クラフトクレイ 50g
ホールド力抜群のワックス。
ナチュラルクレイ成分配合で、何度でもスタイルのつくり直しが可能。
ベタつきのない、ドライでマットな仕上がり。
今から20年くらい前ですかね、私が若いころ「クスタクルードクレイ」という伝説のマットワックスがあり、
そのワックスはセット力がめちゃめちゃ強く、ツヤが無い仕上がりになる最強マットワックスでした。
周りのチャラい男はこぞってみんな使ってた。そんな神ワックスの後継品です。変わらずのセット力に加え、伸びが良くなりスタイリングがしやすくなっています。
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高評価
- ショートからミディアムまで長さにあった動きが出せる
- とても固く全然伸びないワックス。セット力はすごく軟毛の私でも思い通りのスタイリングにできる
- 再セットがしやすく、キープ力もある
- 匂いは粘土の匂いですが軟毛の人にはピッタリ
低評価
- クルードクレイと比べるとかなりキープ力が落ちている
- 手も髪の毛も洗い落とすのが大変
- 固すぎて伸びも悪く、つけすぎると変なツヤがでる
- クレイワックスですが油分がかなり多い
粘土みたいな匂いと、伸びが悪く使いづらいという意見が多い印象です。単体では使いこなすが難しい人は伸びやすいワックスと混ぜて使うといいかもですね。
あとクレイワックスですけど、つけすぎるとこれは艶が結構出るので注意。あまり長めな髪には向かないと思います。
ただ市販のワックスよりセット力が良いのは間違いないので、ショートヘアの方にはオススメです。
ルシード ボリュームパウダーワックス ふんわりハード 70g
浸透性アミノ酸が、髪に内部からハリ・コシを与え、しっかり髪型を整えるスタイリングシリーズ。油分ゼロ。パウダー効果でふんわりボリューム続く。1浸透性アミノ酸を配合。毛髪内部に浸透することで、年齢により細く、弱くなってきた髪に、ハリ・コシを与え、しっかりスタイリングできる髪へ。2無香料、無着色、防腐剤無配合。3ボリュームパウダー配合で、ふんわりボリュームアップ。4シンプルで清潔感のあるデザイン。
これが現状の私の一番のオススメワックスです。ぶっちゃけこれを紹介するためにこの記事を書いたようなもの。
このワックスのコンセプトは40歳以上の髪にハリ・コシがなくなってきたおじさん向けのワックスなんですが、元々細い髪や少ない髪にも全然使えるんですよ。
ワックスなのに油分が少ないどころかゼロ。つけてみると固まるわけでもなく、艶が出るわけでもなく、ふわっふわに仕上がる。
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高評価
- 髪の毛の質が細く柔らかい人に最適で大満足
- 見た目はジェル状です。手にサラッとのびてとても付けやすい
- コシの弱さが気になりだした髪に、この製品は最適
- 髪にもすっと、馴染みやすい柔らかいワックス
- 売り文句通りのボリュームアップ
低評価
- そもそもワックスではないです。ジェルです
- ジェル状でした。もう少しペースト状であった方が使いやすかった
- キープ力が無さすぎ
- べとつかないがサラサラしすぎて髪型をセットしづらい
低評価のレビューを見て気づいたんですが、確かにこれワックスではなく完全に質感はジェルですね笑
使いにくいという意見もありますが、私はワックスと同じように使うだけでかなりキープしてくれます。
このワックス単体でも十分スタイリングはできるのですが、少しセット力に欠けるので、同じシリーズの下記で紹介するヘアフォームでベースを作った後、このワックスで動きを出して、最後にハードスプレーで固めるというスタイリングをいつもしてます。
このやり方は本当に自然にふんわりして、髪が増えた感があってオススメです。
束感を出すワックスではないです。あくまで自然にスタイリングが可能なワックス。まあ自分はいかにもはセットしてます!って髪型はもう無理がある年頃なので、このワックスはちょうどいいです。
髪のボリュームやハリコシが無くなってきたおじさんにも、まだ髪はあるけど柔らかくて悩んでる若者にも、全員にぜひ使ってもらいたいワックスです。
※番外編 ルシード ボリュームパウダーフォーム ふんわりハード
こちらは同じルシードの商品で、ワックスではなくムースのため番外編としますが、これもめちゃくちゃボリュームでます。
メンズムースで、軟毛向け商品だと個人的にはこれが間違いなく一番だと思ってます。
タオルドライした髪全体に満遍なく揉みこんでから乾かしていくと、良い感じにふんわりとボリュームができます。艶もあまり出ずにキープができるため、細い髪には最適です。
ルシードのこのボリュームパウダーシリーズは本当おすすめ。開発した人たちにお礼を言いたいと本気で思います。
シュワルツコフ オージス ダストイット DUST IT
「オージス ダストイット 10g」は、自然なボリュームとマットな質感を髪に与えるパウダースタイリングです。
●ガッツリと根元を立ち上げて、ボリュームと無造作感を長時間持続。
●ワックスをつけていないような軽い質感。
●軽いパウダーだから、ワックスの自在感とスプレーのキープ直のいいトコ取り。
【使用方法】
●直接スタイリングしたい場所へ振りかけてください。
●髪になじませてスタイリングして下さい。
個人的なナンバーワン軟毛向けワックスは、上でお伝えしたルシード ボリュームパウダーワックスで決定だったのですが、その牙城を崩す最強軟毛ワックスを見つけてしまいました。
それがこちらのシュワルツコフ オージス ダストイット。何がやばいかって、中身が粉そのものであること。
油分、水分が一切無いので、ワックスの重みでペタッとなることがないし、艶がでることも全くなく、柔らかい髪質に最適なワックス。
実際につけてみると、バッサバサ、ギシギシな質感で、かなりハードにキープしてくれます。ただキープ力がある分シャンプーで中々落としにくいのが難点ですが、スタイリングがいい感じになるなら、軟毛男子はそんなことどうでもいいですよね。
本当にとにかく一番おすすめですので、一回騙されたと思って使ってみてほしい。今までの悩みが吹き飛ぶ。私は吹き飛びました。
ワックスと違うので使い方が若干難しく、根元に振りかけてからバサバサと全体に広げる感じで使っています。
ただ初めて使う方には注意点が一つあって、力加減が分かってないとドバッと大量に振りかけてしまいますので、少量ずつというイメージで使用しましょう。
髪が柔らかい・細い・少ないメンズのスタイリングセット方法【ハゲも】
軟毛男子のスタイリングは朝のドライヤーで全てが決まる!
朝は面倒臭いですが、寝ぐせ直しのためにも必ず全体的に髪を濡らしましょう。人は寝ている間に、汗をかなりかいています。
その汗の油分が少なからずあるため、シャンプーまではしなくとも軽く洗い流しておくだけで、その後のセットに大きく違いがでてきます。
特に脂性で夕方には髪が油っぽくなってしまう人は、必ず朝一度洗い流すべきです。
そしてタオルドライ後のドライヤーの乾かし方で、ハッピーな一日が過ごせるかが決まります。
まずバックやトップのふんわりさせたいところを手でつかみ引っ張りながら、根元を下から上に乾かします。すると根本が立ち上がりクセ付けができます。
髪の毛は乾く瞬間に癖がつき形が決まります。ワックスで髪型を作るのではなく、ドライヤーで8割方髪型を作る意識で乾かしていきます。
最後にサイドや前髪の抑えたいところを上から下に乾かして完了。これでベースはできました。
軟毛男子のヘアワックスはジェルやグリースは論外。クリーム系、ファイバー系もNG!
水分や油分が多いワックスは絶対にNG。髪型によりますが、ふんわりさせたい人はジェルやグリースなんてもう論外。
つけた瞬間に一日が終了します。
クリーム系やファイバー系も油分が多くあまりおすすめできません。つけるなら毛先だけにつけて動きを出す程度の使い方が〇。
間違っても揉みこんで全体につけてはいけません。こんなことしたら一日を憂鬱に過ごす羽目になります。
ファイバー系でもキープ力があるハードワックスについては、ショートヘアの立ち上げなら〇。ペタンコ頭をふんわりさせたいなら、ショートミディアム~ミディアムヘアの方はNGです。
マットワックス、ドライワックス、パウダーワックスがマスト!
軟毛男子はマットワックス、ドライワックス、パウダーワックスがおすすめです。とにかく水分、油分が少ないワックスを使うべき。
柔らかく細い髪は、ワックスの重さに耐えられません。なるべく艶が出ずドライでマットな質感のワックスを選びましょう。
ヘアワックスのつけ方
まず手に少量をとり、手のひら全体に伸ばします。
そして髪全体にバサバサとつけたり、根元からもみこんだりしながら全体にワックスをなじませていきます。
後ろ髪→トップ→サイドの順番につけていきます。一つ注意点は前髪にはまだつけてはだめ。前髪は一番最後です。
そして一旦これでもかというくらい髪を爆発させます。その後に形を整えていきます。
バックとトップはボリュームを残し、サイドは抑えめにセットしましょう。
手に残ったワックスで最後に前髪をほんのちょっとだけ撫でるようにセットすれば完了です。
ハードスプレーは必須!
朝どれだけワックスでかっこよく決められたとしても、軟毛の貧弱さをなめてはいけません。お昼頃にはセットした形跡はどこへやら、元通りになっています。
必ずワックスでセットをした後は、ふんわりさせたい部分の髪を持ち上げて、髪の内側に向けてハードスプレーを軽く振り、全体にも万遍なく振りかけたら完成です。
ただこれも振りかけすぎはNG。あまりガチガチにしてしまうと、スプレーの重みで逆ぺたんこになってしまいます。この辺のバランスは量や柔らかさで変わるので一概に言えませんが、何度もセットしていたら自分の髪質に最適なやり方が見えてくると思います。
まとめ
以上、髪が細い・少ない・薄い、軟毛向けメンズヘアワックスのお勧めでした!
私は別に美容師でもなんでもないですが、この髪質で30年以上戦ってきましたので、この悩みは誰よりも理解していると思います。
実際に使ってみた上でのおすすめをご紹介していますので、ぜひ試してみて、自分に合ったワックスを見つけてもらえれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!